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よい内科医師は患者の話をちゃんと聞く

当たり前のことのようですが、よい内科医師は患者のいう言葉をきちんと聞きます。患者は何かしら勘違いをしている可能性もありますし、不安のため間違った認識を信じ込んでしまっている可能性もあります。最近はインターネット上にある情報の事実を確認せず、鵜呑みにして内科医師に訴える患者も多いと言われます。それでもまずはきちんとすべて聞く、そのうえで納得できるように説明をしてくれる内科医師であれば、本当に信頼できる医師だと言えるでしょう。重要なのは優しくフレンドリーな人柄であるかどうかではなく、聞く耳、受け止める姿勢があるかどうかです。タレントのような話術を内科医師に求めるのは間違いですし、話が上手だからと言って腕がよいわけでもありません。患者が何に困っているのか、どんなことを感じているのか、きちんと聞いて専門的に考え、適切な答えを与えてくれるのがよい医師です。医師と言えどもその場ではすぐにわからないことは山ほどありますので、急を要さないなら調べて次回に返答するという答えでも構いません。患者の言うことをきちんと聞く、そんな内科医師がよい内科医師だと言えます。

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